2025年春に新しいサポート校「Be高等学院」が開校するね。
ベネッセグループが運営するサポート校だね。どんなサポート校かな?
Be高等学院とは
進研模試などで有名なベネッセが開校したサポート校です。
ベネッセは進研ゼミ、「しまじろう」の「こどもちゃれんじ」などが有名です。お子さんをお持ちの家庭なら、「こどもちゃれんじ」は必ず聞いたことがあると思います。
また、しまじろうが大好きだったという子どもさんもたくさんいます。
中学校の現場では「福武書店」という会社名問題集ワークを出版していました。今もいろいろな形でたくさん現場で利用されています。
一時期は模試の名前に「ベネッセ」と入っていたこともありました。
サイト管理者のように「もと中学校教員」という人間にとってはまさに「教育界の巨人」といえる会社です。
そんな教育界の巨人が満を持してサポート校の経営に乗り出しました。
2025年4月開校のサポート校ですが、その詳細を紹介します。
この記事を読んでわかること
- サポート校とは
- Be高等学院の最大の特徴は大学進学を目指していること
- Be高等学院の学科とその特徴
- 総合型選抜を利用するためのBe高等学院の戦略
- みらい発見プログラムとは
- Udemy Businessとは
- Be高等学院の費用
- Be高等学院と比較検討すべき他の施設は
この記事をおすすめできる人
- 不登校の子どもさんの保護者でサポート校を探している方。特に大学進学に有利なサポート校を探している方。
- 不登校の子どもさんの保護者で進路をどのように選べばよいか迷っている方
サポート校とは
サポート校とは「通信制高校に所属している生徒が利用する補助的な教育機関」です。
おもに通信制高校の単位を取るためのサポートとして利用します。
しかし最近は、高校だけでは学べない他の技能、たとえばプログラミングなどについても学ぶことができる施設が増えてきました。
詳しくは「サポート校とは 基礎知識からその現状まで徹底解説」を読んでください。
通信制高校に通っている生徒のための施設ですので、当然学校ではありません。
「高校卒業資格」は認定されません。
高校卒業資格はあくまでも通信制高校で取得することになります。
Be高等学院もこのサポート校にあたりますね。
大手ではトライ式高等学院、学研のWILL学園高等部が有名です。
Be高等学院の概要
総合型選抜での大学進学に力を入れている
総合型選抜という入試形態を使っての大学進学に力を入れています。
サポート校として総合型選抜に力を入れると「明言」しているところは、他には見当たりません。同じく2025年開校のGakken高等学院に記載がある程度です。
もちろん総合型選抜を利用していないわけではなく、おそらく利用しているのですが、それをサポート校の特徴として宣伝しているところは見当たらないのです。
校長に就任した人材は
上木原孝伸 さんという方です。
通信制高校の副校長という経歴を持ち、その後は発達に特性のある子どもとその家庭にマッチする環境のコンサルティングサービス責任者だった方です。
校長の言葉から4つ抜粋します。
- 人の数だけ教育の形がある
- 個性と環境がマッチ
- 学びの場と、仲間と、先生との出会い
- 自分軸を見つける
個性に応じた教育、それにふさわしい学習環境の提供を目指していると考えられるね。
連携校は、くまもと清陵高等学校と創志学園高等学校
連携している一条校は「創志学園高等学校」と「くまもと清陵高等学校」です。
創志学園高等学校は2025年度開校予定で、Be高等学院と同時期の開校を目指しています。
IPU環太平洋大学の系列校で、全日制の普通高校があります。こちらも理数科など新しい学科が新設され、2024年度に新校舎が完成しています。
寮が完備されており、もし、創志学園高等学校に入学し岡山でのスクーリングを希望するとこの寮に宿泊することができます。
くまもと清陵高等学校は九州初の株式会社立の高等学校として2005年(平成17年)4月に開校しました。
大学の指定校推薦枠は全70校以上あるとされています。
具体的な大学名は明記されていませんが、主な合格実績として以下の大学が挙げられています。
熊本県立大学、高知工科大学、横浜薬科大学、帝塚山学院大学、東京情報大学、熊本学園大学、広島国際大学、九州東海大学
実は少ない「大学進学に特化した」サポート校
現在日本には非常にたくさんのサポート校が存在しますが、「大学進学に特化しているサポート校」は実は多くありません。
挙げるとすれば、マナリンク高等学院やトライ式高等学院あたりが進学に力を入れているサポート校ということができます。
サポート校はもともと不登校傾向の生徒が対象でしたから、「大学進学」という考え方自体あまり馴染みませんでした。
しかし不登校の生徒も多様化し、学力が十分あり、目的意識が明確な生徒の中には進学をしたいと考える生徒が増えてきたのです。
その需要にきちんと答えたのがトライ式高等学院のように十分なノウハウと教育資源がある企業だったわけですね。
Be高等学院もその需要に応える形で設置されたと考えられるね。
進研ゼミや中学校や高等学校に各種の模擬試験を提供してきたベネッセにとって「受験・進学」に特化したサポート校を設置するのは必然といえます。
Be高等学院の利用を考えるべき人
大学進学を本気で狙いたい人
中学生の子どもさんに総合型選抜といわれてもピンとこないと思いますが、一種の推薦入試のようなものと考えていただければ結構です。
私立高校でスポーツ推薦を受ける人は試験が簡略化されることがよくありますが、公立高校で行われる推薦入試では作文や面談、内申書などが重要になります。
総合型選抜は、公立高校推薦入試の試験形式に近いものです。
また、Be高等学院では難関大学用のプログラムも用意していますので、大学入学共通テストに向けた対策もできます。
いずれにせよ大学進学をねらう人には強くおすすめできるサポート校です。
逆に、次のような人はBe高等学院だけではなく、他のサポート校も検討する余地があるといえるでしょう。
・通信制高校の卒業だけ最低限ねらう、という人
・技能系の進路、つまりイラスト、プログラミング、芸能、スポーツなどを考えている人。
自分のペースで やりたいことを見つけながら 毎日を楽しむ人
Be高等学院には基礎科と進学科の2つのコースがあります。
どちらのコースも何曜日に取り組むのか、何時から授業に参加するのか、どこで学ぶのか、を自由に選ぶことができます。
例えば朝が弱く 8時50分の登校は無理があるという人については10時からの2コマ目からの登校を選ぶこともできます 。
この記事の中でカリキュラムを紹介していますので、見てもらうと分かりますが、Be高等学院では1コマ目が終わったあとにHRが設定されています。
遅い時間に登校してもクラスメイトとのHRに参加することができるわけです。
Be高等学院では前期後期で時間割や学科の変更が可能ですので、慣れるまで前期の通学では10時登校を選び、慣れてきたら、後期は8時50分登校というように変更することができます。
また、自分の意志で「朝の10時までは自分の趣味の時間、スポーツの時間」などと、生活を自由に組み立てて時間を使うことも可能になります。
全日制の高校でこのような時間の使い方はできませんから、自分のペースでやりたいことを見つけて楽しみたいという人にもおすすめできるサポート校です。
募集は2024年度中学卒業予定の中学3年 転編入も受付
◯ 新入生としての受付はつぎの2通りの方です。
- 2025年3月中学卒業見込みの方
- 2025年3月以前に中学校を卒業していて、高等学校の単位を未修得の方
◯ 転編入として受付はつぎの2通りの方です。
- 現在、通学・休学に関わらず別の高校に在籍している方
- 以前に高校に在籍していて、中退などで現在は高校に通っていない方
※新入生転編入ともに対象年齢は入学時点で20歳未満の方に限ります。
通信制高校の方も「創志学園高等学校」と「くまもと清陵高等学校」のいずれかに変更することになりますね。
Be高等学院 基礎科の紹介
オンラインのみの開校
Be高等学院の大きな特徴の一つは基礎科にはオンラインしかない、という点です。
基礎科の紹介には次のように書いてあります。
「自分のペースでアルバイトとも両立しながら無理なく高校卒業資格を取得」
今でこそ通信制高校は不登校の生徒の進学先として注目されていますが、それ以前は家庭の事情、経済的な事情などで全日制に行けない生徒が通うところでした。
普段は労働、夜や休日に勉強というスタイルになるわけです。
しかし、高校生にとってこれを3年間続けることは難しいことです。
必然的に退学者が増加していき、不登校などの要素が加わり退学者数の増加に拍車がかかりました。
それをサポートしたのがその名の通り「サポート校」です。
卒業単位を取るために必要なレポートの提出などを一緒にやってくれる、指導してくれる教育施設としてサポート校はできました。
Be高等学院の「基礎科」はその路線を引き継いでいると考えられます。
週5日利用しても35万円
なお、基礎科オンラインスタイルの特徴は「週1から5日で自由」で費用は年間35.4万円の固定という点です。
週5日利用しても同じ値段なのです。
基礎科のカリキュラム例
上記は週2日利用の例ですが、通信制高校の単位を取得するためのレポートに多く時間を取ってあります。
また、アルバイトなどの時間もゆとりを持って取られてあります。
基礎科をおすすめできるのはこんな人
自分のペースで生活したい人
週1日から5日まで自由に時間割を組むことができます。
オンラインですので通学の時間もかかりません。
これは不登校傾向で、家から出ることやリアルで人と会うことが苦手、という人にもおすすめできるオンラインならではの強みです。
更にBe高等学院にはカウンセラーもいますので、オンラインの基礎科であっても相談してもらえるチャンスがあると考えられます。
アルバイトと学習を両立したい人
受講する曜日を自由に設定できますので、経済的な理由や自分の目標のためにアルバイトをしたいという人には基礎科がおすすめです。
しっかりしたサポートを受けながら高校卒業資格を取得したい人
通信制高校に入学しても自分の力だけでレポートを提出したり課題をやるのはなかなか大変なものです。
今までの子どもさんの生活や学習スタイルを振り返ってみて、自分で学習を進めることが苦手な子どもさんであれば、基礎科への入学がおすすめできます。
カリキュラムをみると、「単位レポート」が大部分をしめていますね。
通信制高校の卒業単位取得のためにしっかり課題に取り組むことが主体の学科であることがわかるね。
地方の人で、くまもと清陵高等学校と創志学園高等学校に入学したい人
Be高等学院はサポート校ですから、くまもと清陵高等学校と創志学園高等学校どちらかへの入学が必須になります。
もともとどちらかの高校への入学を考えている人にとってはBe高等学院は強くおすすめできるサポート校です。
「自分探し」に興味がある人
Be高等学院は「やりたいことが見つかる」
・みらい発見プログラム
・オンライン動画学習プラットフォームUdemy Business
というものがあります。ベネッセの人脈と巨大大企業ならではの強みを活かした取り組みです。
基礎科のカリキュラムを見ると、「みらい発見プログラム」と「Udemy Business」の2つがしっかり組まれており、「自分探し」がきちんとできる時間割になっています。
気をつけてほしいこと
Be高等学院は半期ごとに学科や通学スタイル、オンラインスタイルを変えることが可能となっています。
このとき通学スタイルに変えるためにはキャンパスが近くにないと不可能です。
キャンパスは首都圏にしかありませんので、地域を確認していただく必要があります。
進学科にもオンラインコースがありますので、同様に注意が必要です。
Be高等学院 進学科について
大学進学を実現するために力を入れているのが、この進学科です。
もっとも特徴的なのは「総合型選抜を利用して大学に入学する」と明言していることです。
進学科にもオンラインスタイルがあります。
こちらも週1〜5回自由に選択でき、費用は65.4万円で設定されています。
なお、通学スタイルは週に何回通うかによって費用が異なります。
ですのでこの記事では、「通学の回数」「オンラインか通学か」によってその特徴とおすすめできる人を考えていきます。
進学科 ✕ オンラインスタイルとは
進学科 ✕ オンラインスタイルのカリキュラム
ここでもやはりレポート提出の授業が中心に据えられています。
ただし、進路ガイダンスや小論文対策なども設置されており、総合型選抜を利用した大学進学のためのカリキュラムになっていることがわかります。
進学科 ✕ オンラインスタイルをおすすめできるのはこんな人
好きな時に好きな場所で勉強したいと考えている人
基礎科と同じように受講する曜日を柔軟に設定することができます。
アルバイトや趣味、または習い事などの時間も十分に確保できます。
また、自宅で受講できるので、不登校傾向の子どもさんでも安心して受講することが可能になります。
進学に向けた勉強を自分のペースで取り組みたい人
カリキュラムを見ていただくとわかりますが、通信制高校のレポートに対応しながらも弱点補強のための「さかのぼり学習」があります。
中学で不登校などの影響で受けることができない授業があったとしてもそれをおぎなってもらえるわけです。
英文法、現代文など進学に向けた教科学習もしっかり取られていますね。
受講日を増やせば、さらにに多くの授業をとることができるね。
学力を伸ばしたいと思っている人には魅力的だね。
基礎科と同じく費用は固定されており「週1〜5で自由」で65.4万円です。
もちろん「みらい発見プログラム」と「Udemy Business」がしっかりと組まれており、総合型選抜に向けての学習も十分におこなうことができます。
進学科 ✕ 週3通学スタイルとは
進学科 ✕ 週3通学スタイルのカリキュラム例
ここでも「みらい発見プログラム」と「Udemy Business」が中心に据えられています。
総合型選抜を利用した進路指導に力を入れていることがわかります。
◯ √RouteGとは
これは留学や海外進学に向けた本格的な英語の勉強ができるオプションサービスです。
ベネッセがもともと展開している実績ある英語学習プログラムで、√RouteGの優れたところは単なる英語会話ではなく、「グローバルな考え方や探求力を身につける」ことに注力している点です。
グローバルな人材育成を目指しているのです。
上記のカリキュラム例では英語ライティング、英語文法、そしてUdemyではマーケティングとなっていますので、留学や海外大学への進学、世界に通用するビジネスマンに興味があるという人が組むカリキュラムとなっているようです。
進学科 ✕ 週3通学スタイルをおすすめできるのはこんな人
毎日は難しいけど 週3日なら通えそう と考える人
人間関係などが原因で中学校になかなか通えなかった子どもさんも多いと思います。
高校に入ったら「心機一転頑張ってみよう」と考えている人も多いはずです。
しかし、全日制の高校で、週5日、しかも入学早々の全校集会や行事、部活動などについていくのは厳しいものです。
ですが、Be高等学院ならば、部活動や全校集会などの余計なものは一切ありません。あっても強制されることはありません。
また、週3回くらいならなんとかついていける、と考える子どもさんも多いと思います。
そのような方にはぴったりのコースです。
もちろん週1日から始めることも可能です。
状況を見ながら徐々に増やすことも含めて考えましょう。
安定した生活リズム・学校生活を送りたいという人
不登校の期間が長く続くと、生活リズムがくずれてしまうことが多いものです。
くまもと星稜高等学校と創志学園高等学校の通信制高校はスクーリングがほとんどありません(通常は年間6日程度)ので、サポート校の通学コースで生活リズムを取り戻すきっかけを作ることができます。
また、サポート校には全日制高校のような規則もありませんので、中学校で窮屈な思いをしてきた方には、サポート校生活は馴染みやすいと考えられます。
「自由で安定」した学校生活を求める子どもさんにとってはサポート校はおすすめできる学習の場です。
クラスメイトと勉強したり行事も楽しみたいという人
人と会うことが苦手な方にはオンラインもおすすめできますが、友達が増えてくればリアルで会い、勉強や行事を楽しみたくなります。
週3日の通学日があれば、友だちと会う機会も増えます。
部活動など余計なことに振り回されないサポート校ですから、放課後の時間もたっぷり使えます。
仲の良くなったクラスメイトとお出かけするのも楽しいことです。
また、カリキュラムにはオンライン文化祭と表記されています。
文化祭的な行事が計画されているようです。
サポート校が動き出すのはまだ先ですので、実際は開校してからだと思いますが、文化祭のような行事が計画されていることが伺えます。
費用を節約して通いたいという人
上記の例では火曜日木曜日の2日間の午前中にレポートの準備を自分で行う設定になっています。
これは家庭学習です。通信制高校自体は家庭学習が主体ですので自分で学習する時間を持つことは大切なことです。
サポート校では家庭学習のためのアドバイスをしてくれる所も多いね。
通学スタイルは通う日数によって費用がちがうね。経済的に節約したいという人には週3日スタイルというのはおすすめできるスタイルだね。
進学科 ✕ 週5の通学スタイルとは
進学科 ✕ 週5の通学スタイルのカリキュラム例
週5日の通学で、難関大学突破を目指すカリキュラムになっています。
レポート作成はもちろんですが、5教科の学習時間や弱点教科のための授業が設定されています。
進学科 ✕ 週5の通学スタイルをおすすめできるのはこんな人
難関大学への進学を考える人
国公立大学や有名私立大学などへの進学を考えている人におすすめできます。
週5日の豊富な授業時間を生かし、現在の学習はもちろん、 AI Stlikeを取り入れた弱点補強などにも力を入れています。
AI Stlikeとは 進研ゼミ高校講座が展開しているスマホで学習できるツールです。
◯動画で大学受験のプロ講師が徹底解説してくれます。
わかるところは簡単にスキップができ、わからないところは細かく丁寧な解説で、確実に理解できます。
◯今の実力に合わせてAIが最適な問題を出題
AIがつまずき原因を発見し、実力に合わせて最適な問題を出題。専用問題で、ニガテを最短で攻略できます。
新しい生活に向けて希望を持って「通学」できる人
週5日のスタイルですから、当然ですが5日間通学することが必要です。
中学校時代に不登校を経験している人にとっては厳しいかもしれません。
しかし、不登校を克服した人、これから頑張って克服しようとしている人にお勧めできます。
中学校時代に不登校を経験していても、フリースクールや教育支援センターなどを毎日利用していた人は「高校に入る」というきっかけで毎日登校できるようになるものです。
また、フリースクールも教育支援センターも利用していなくても、まるで憑き物が落ちたかのように登校を始める子供さんもたくさんいます。
サイト管理者自身もそのような子どもさんに多く出会ってきました。
新しい環境や新しい生活への希望がそのようにさせるのだと思います。
ですから、今現在不登校で家からもなかなか出ることができない子どもさんであっても、希望を持って高校進学を勧めてください。
「通学できないかもしれないから通学コースは選べない。」と考える保護者の方もいらっしゃると思いますが、まずは子どもさんと相談をして気持ちを聞きましょう。
意外に子どもは「通学したい」「高校に行ったら通学する」と言うものです。
まずはそれを信じることが大事です。
「通学スタイル」を選ばなければ、その気になっても「通学」できないわけですから。
Be高等学院なら、あとからオンラインスタイルに変更することも可能ですので、まずは「通学スタイル」と考えてチャレンジすることはやってみる価値があると思います。
進学のために塾に通うことを考えている人
全日制の高校生であっても難関大学突破のために塾に通う子供さんはたくさんいます。
Be高等学院を検討している子どもさんや保護者の方にも同じことを考える方がたくさんいらっしゃると思います。
しかし、Be高等学院はベネッセが運営しており、通信教育で有名な進研ゼミがすでにあります。
また、このBe高等学院開校にあわせ、2つのデジタル教育サービス
・√ROUTE Be
・ハイレベルオンライン塾EVERES(エベレス)
が開始されますので、それらを利用することによって別の塾に通うようなムダを無くすことができます。
大学受験対策がカリキュラムに入っているのでBe高等学院以外の予備校や塾に通う必要がないといえるね。
とくに√ROUTE Beは、Be高等学院のクラス担任や赤ペンメンターが1人ひとりに合わせてフォローするので「一人だとすすめられるか心配」と考える人にも強い味方になります。
『進研ゼミ√RouteBe』とは
これはもともと進研ゼミが中学生に実施していた√ROUTEがベースになっています。
√RouteBeは2025年春から新しく進研ゼミからリリースされる高校生向けデジタル学習サービスで、通信制サポート校のBe高等学院向けにカスタマイズされた新しい学習サービスです。
動画で学習しながら、その単元でのキー問題を解いていく中で、つまずきの原因を特定します。
そして苦手の元になる問題にさかのぼった学習ができます。これにより小中学範囲からの学び直しが可能になります。
ハイレベルオンライン塾EVERESとは
また、難関大学の入試を知り尽くした プロ講師のハイレベルな ライブ授業であるEVERES(エベレス) というものも実施されます。
これも今まで小学校・中学校に向けて 開講してきたものですが、Be高等学院のために大学進学に向けても開講する予定です。
双方向のライブ授業ですから、その場で質問にも回答をしてもらうことが可能です。
難関大学に向けて着実に実力を積み上げたい方にはおすすめです。
なお、EVERESは有料のオプションサービスです。
エベレス中学生のページはこちら
Be高等学院が力を入れている「総合型選抜」の活用とは
Be高等学院の公式ページには
「総合型選抜でやりたいことがかなえられる大学合格がねらえる。」
と書いてあります
総合型選抜とは そもそも どういうものなのか。
そして、なぜ今 総合型選抜が注目されているのか、ということについて解説していきます
そもそも総合型選抜とは
総合型選抜は
「受験生の適性と意欲で合否が決まる入試形態」と言われ、ポイントを4つ挙げるとつぎのようになります。
- 大学の個性に合う:各大学が「こんな学生に来てほしい」という思いを持って選びます。
- やる気重視:大学が求める学生像に合った、意欲的な学生を選びたいと考えています。
- 学力以外の力も見る:テストの点数だけでなく、考える力や自分の意見を伝える力も大切にします。
- 小論文や面接が多い:自分の考えを文章で書いたり、話したりする力を見ます。
①の「大学の個性に合う学生」、②の「大学が求める学生像」の部分が大学のアドミッション・ポリシーと呼ばれるものです。
総合型選抜は「大学がアドミッション・ポリシーに合致した学生を選ぶ制度」と言えます。
レベルは違うけど、高校入試で行われる推薦入試制度とイメージは近いものですね。
国公立・私立を問わず多くの大学に導入されてきて、令和4年度には、91%の私立大学で導入されているよ。
なぜ今 総合型選抜が注目されているのか
下のグラフを見ていただくと分かる通り、私立大学では2014年を堺に推薦と総合型選抜の割合が一般入試を上回りました。
また、国公立大学を含めた数字でも2021年にやはり推薦と総合型選抜の割合が一般入試を上回りました。
なぜこのような変化が起きているかといえば、教科の学力だけにかたよった人間では変化の激しい現代に適応できないから、です。
もちろん、従来の知識や技能、思考力は必ず必要です。
しかし、それにプラス
主体性・多様性・協働性 つまり、
「自分から進んで行動したり、いろんな人と一緒に協力して物事を進めたりする力」
が大事になってきているのです。
たとえば、グループで工作をするときに、自分からアイデアを出したり、みんなで助け合ったりすることが大切ということです。
こういう姿勢が、いずれ社会に出たときに会社やコミュニティーで活躍できる人材になるんだね。
しかし、そのような資質は学力テストだけではわかりません。
「あなたは何を考えているのか」「どういう人間なのか」ということは直接聞くか、文章で表現してもらうしかありません。
そこで大事になってくるのが、大学に提出する志願理由書と面接・小論文というわけだね。
Be高等学院の柱「みらい発見プログラム」
Be高等学院ではカリキュラムを見ていただくと分かる通り、どの学科のどのスタイルでも「みらい発見プログラム」が設置されています。
みらい発見プログラムは「自分が考えていることに気づく作業」であり、「自分がやりたいことを探す作業」です。
中学校の総合学習でも似たような取り組みをしますが、Be高等学院ではキャリアアドバイザーや、様々な職種で活躍している現役の方が講師として参加しています。
しかも、ベネッセ関連の企業に「有償インターン」までできるのです。
インターンの例については、このサイトと相互リンクしていただいているUT-Boardさんを参考にしてください。
「みらい発見プログラム」はBe高等学院の「サポート校としての柱」といえるね。
みらい発見プログラムで実施すること
現代の職業は多種多様です。
そして、情報もインターネットを中心にたくさん流れています。
その中から必要な情報を選び、自分にあった進路を選ぶことが必要です。
そして現代は変化が激しい社会です。
対応するためには自分が興味を持ったものだけではなく、様々な職業や考え方に触れる機会が重要になってきました。
そういった「もの・こと」に触れるための学習が「みらい発見プログラム」です。
対話型ワークショップで「自分らしさ」を知る
プロのコーチや仲間との対話を通して「自分らしさを知る」ことに取り組みます。
- 自分の「好き」や「得意」に気づくワークを体験します。
- 自分の「大切にしている価値観」に気づき、自分のストーリーを語れるようにします。
- そのうえで「自分で決めて」やってみて体験を重ねます。
日本メンタルファウンデーション コーチ協会の中楯 浩太さんなどが講師として参加しています。
多くのテーマに触れることで「自分の興味」を深める
- 地球と暮らし
- 科学と活用
- 芸術・表現
- 人体と健康
など多様なテーマが設定されており、その道の面白さを伝授してくれる講師がいます。
対話型 探究的な学びで自分なりのものの見方を身につけ、社会課題への関わり方を体験していくことができます。
インターンシップで実際に働いてみて方向性を確かめる
希望者には、実際に会社で興味のある仕事を体験してお金を稼ぐ経験「有償インターン」ができます。
インターン先には、 ベネッセグループ関連企業を含め多彩な職種やテーマが準備されており、
- マーケティング
- 広報
- イベント
- 飲食
- 商品企画
- デジタル制作
などがあります。
実際に働くことは不安もあると思いますが、事前のマナーなどの事前研修もあるので安心ですよ。
確立した「自分軸」をベースに 納得のいく進路 を選ぶ
ベネッセには長年蓄積してきた進路データがあります。
みらい発見プログラムで探し出した「やりたいこと」をもとに最適な職業や、それにつながる進路先をキャリアアドバイザーがアドバイスします。
また、進研ゼミを受講していた大学生サポーターにも相談できます。
発見した「自分」を小論文や志願理由書に書く
みらい発見プログラムで「発見した自分」は生徒自身が自分について語れるようになります。
- なぜ、その進路を目指したいと思ったのか
- その職業を見てどう思ったのか
- インターンで実際に働いてどう思ったか
- その職業で働いている尊敬する人は誰なのか
- 自分はどのように社会や地域に貢献できるのか
などです。
Be高等学院ではこれらを小論文や志願理由書に書くための書き方を習得できるんだね。
論文とは
たとえば「論文」と「作文」は違います。
論文は、問われていることに対して「私は、~と考える。」という意見を述べ、
「なぜなら、~だからだ。」という理由(論拠)を筋道立てて説明します。
論文は「相手を説得するための文章」と言えます。
このような文章を書くことは一種の「スキル」で練習しないと習得することはできません。
ベネッセには進研ゼミで培った小論文指導の膨大な実績があり、Be高等学院ではそれらを十分に利用できます。
「志願理由書」で大学が求める人材であることをアピール
志望理由書とは「なぜこの大学で学びたいのか」を記述する書類のことで、エントリーシートとも呼ばれます。
現在では一般入試でも志望理由書を提出させる大学が多くなってきました。
この志願理由書で、学生は「自分が大学側が求める人材」つまり、アドミッション・ポリシーに沿った人材であることをアピールすることになります。
例えば、日本大学文理学部数学科のアドミッション・ポリシーは次のようなものです。
- 旺盛な知的好奇心を持ち、既存の考えに縛られない創造性がある。
- 問題の解決に向けて、社会や世界に実践的に働きかけていく意欲がある。
- 抽象数学の学習から論理力を、応用数学の学習から社会に役立つ数学の運用力をそれぞれ習得し、それらの知識・技能を活かして人類と社会に幅広く貢献しようという志を持っている。
などです。
「創造性」や「実践的に働きかけていく意欲」「人類と社会に幅広く貢献しようとする志」これらを表現することは従来の「普通の高校生活」を送っている生徒には大変難しいことです。
高校生のうちに志望する大学の「アドミッション・ポリシー」に沿った活動を実際に経験している必要があるね。
「みらい発見プログラム」は、それをサポート校のシステムとして積極的に取り入れているんだね。
志願理由書はいわば自分をPRするための文章です。
しかも、アドミッション・ポリシーという難解な文章を理解して、それに沿ったものをPRしなければなりません。
ここでも進研ゼミでベネッセが培ってきた小論文指導が役に立ちます。
Be高等学院にはいたるところにベネッセの様々な教育資産があるのです。
Udemy Businessとは
Udemy Businessは、もともと企業向けのオンライン学習プラットフォームで、ベネッセはUdemy Business社の日本における独占的事業パートナーになっています。
ソフトウェア開発、IT、デザイン、リーダーシップ、コミュニケーションスキルなど幅広いコンテンツを準備しています。
Udemy Businessでは厳選された1.4万以上の講座の中から「興味のあることを」「学びたいだけ学ぶ」ことができます。
資格取得を目指したり、スキルを取得することも可能で、高校生のうちから国家資格などにつながる学びができます。
コンテンツの例として次のようなものが紹介されています。
- 無料ソフトで一緒に気軽に始めよう! プログラミング入門
- 色彩検定合格プログラム デザインの知識とセンスをワンランクアップ
- 元アナウンサー直伝 伝わる話し方・伝わらない話し方
- 「遊んでいるお金に働いてもらう」には 初めての投資を成功に導く
- 絵が苦手でも大丈夫 1から始めるWebデザイン完全マスター講座
Be高等学院のサポート体制
Be高等学院では「クラス担任」と「赤ペンメンター」がサポートをしてくれます。
また、自分発見コーチ、キャリアアドバイザー、カウンセラーなど万全のサポート体制をとっています。
一番近くで高校生活を支えてくれる「クラス担任」
学習、進路、生活のことまで幅広く相談できる存在です。
- 子どもさんの個性に合わせた時間割の提案をしてくれます。
- 教科の質問はもちろん進路相談まで完全個別の面談ができます。
- オンラインでも面談が可能です。
単位取得 希望進路に向けて 一緒に取り組む「赤ペンメンター」
進路目標の達成に向けての学習計画などを立案しサポートしてサポートしてくれます。
- 月一回の面談やチャットで、レポートなどの進捗状況をチェックしてくれます。
- 「Myカルテ」を作成し目標に向けての学習状況を「見える形」で提供してもらえます。
- メンターも生徒もオンラインでの「顔出し無し」ができ、安心して相談ができます。
心のケアとサポートの「カウンセラー」
学校や家庭での相談事に対して、悩みを聞いてくれ、解決までの道のりを手助けしてくれます。
生徒本人の利用はもちろんですが、保護者も利用できますよ。
最適な進路をアドバイス「キャリアアドバイザー」
豊富な経験をもとに進路決定の考え方や志望の大学、学部について一人ひとりに合った具体的なアドバイスをしてくれます。
Be高等学院の費用について
サポート校費用は年間35.4万円から
Be高等学院では年間の費用を公開しています。
最低で基礎科の35.4万円。最高で進学科週5の通学スタイル90.6万円となっています。
大手サポート校の費用としては標準的といえるでしょう。
特徴的なのはオンラインスタイルです。特に進学科のオンラインスタイルは週5利用でも65.4万円です。
不登校などの経験があり、毎日の受講に自信がなくても「徐々に日数を増やしていきたい」という方にとっては良い設定になっています。
通信制高校のおおよその年間授業料は36.6万円
Be高等学院はサポート校ですから、連携している(一条校の)通信制高校の「くまもと清陵高等学校」か「創志学園高等学校」に入学し、別個で授業料を収める必要があります。
2024年のくまもと清陵高校を例に取ると、おおよその年間授業料は36.6万円です。(年間25単位 他に入学金5万円などが必要です。)
ただし、高等学校には「就学支援金」の制度がありまのすので、世帯収入によって下記のように支援金が支給されます。
したがって「Be高等学院の学費+通信制高校の学費」の最低合計額は
35.4万円 + 6.6万円 = 41.0万円 となります。
全日制有名私立高校の平均学費は年間120万円
ところで私立の有名進学校の年間授業料は約80万円〜170万円程度で、平均的には120万円前後といわれます。
それに進学のための塾の費用、制服代などを加えれば概算で年間200万円近くの費用となります。
Be高等学院の場合、週5日通学しても90万円です。
90万円には進研ゼミのような学力対策の費用が含まれていますので、有名私立高校と比べれば安上がりといえると思いますね。
Be高等学院の特徴 口コミと評判
Be高等学院は2025年春に開校ですので、口コミはまだありません。
そこで、すでにBe高等学院を紹介している各サイトの評価を掲載します。
通信制高校選びの教科書「Be高等学院の学費は高い?偏差値はある?口コミ評判を調査(ベネッセの通信制サポート校)」より
キャンパスは全国11ヶ所(関東+大阪)ですが、オンラインで学べるコースも整っており、全国どこからでも入学することができます。通信制高校の学びやすさは「どれだけオンライン学習が充実しているか」に左右されますが、Be高等学院は安心して入学できる学校といえるでしょう。
一般的な通信制高校と比較すると学費は高くなっています。
ただ、個別サポートやオンライン塾を兼ねていることを考えれば、全日制私立高校と比べると割安なので、サポートがしっかりしている学校を選びたい生徒には適した学校といえるでしょう。
ウエルカム通信制高校ナビ より
バーチャルキャンパスで気軽に交流
通学スタイルが一人ひとり違う中、ゆるくつながれて、気軽に相談できる場所としてバーチャル空間Ovice(オヴィス)を導入。イベントなども行います。
通信制高校広場 「ベネッセの通信制サポート校 Be高等学院」より
ベネッセの通信サポート校 Be高等学院では、1人ひとりに合わせた学習サポートを受けることができますが、さらに上を目指したい生徒向けのオプションもご用意。
海外大学への進学などに有利なグローバル英語力養成講座「Route G(ルートグローバル)」や難関大学入試対策が受けられるライブ授業「EVERES(エベレス)」など多岐に渡ります。
また専門的なオプションとしては、アプリ開発ツールでプログラミングの基本的スキルを習得できる「オンラインプログラミング」コースなども人気。
希望する進路に合わせてオプションとして選択でき、目標を叶えるためのサポートを期待できます。
Be高等学院 Q&A
Be高等学院の「よくある質問」から4つ転載させていただきます。
Q.中学までの学力が不安で、ついていけるか心配です。
A.一人ひとりに合わせたカリキュラムなのでご安心ください。
全日制とは異なり、それぞれが自分のペースで単位を修得する通信制高校なら、ついていけるかどうかを心配する必要はありません。また、Be高等学院生向けに用意される「進研ゼミ√Route Be」なら、単元の理解度に合わせて、中学校や小学校の範囲までさかのぼって学び直しができるので、遅れがある場合でも無理なく取り戻すことができます。
※学び直し教材については基礎科・進学科とも利用可能ですが、大学受験対応教材は進学科のみとなります。
Q.時間割例にある「数Ⅰ」や「英語」は一斉授業ですか?
A.個人別カリキュラムに沿って個別に学習を進めます。
時間割例にある各教科の時間は、連携校指定の教科書や映像コンテンツを見ながらそれぞれの理解度に合わせて学習し、レポート作成を個別にサポートする目安の時間割です。
レポート作成が終わった際には、別の学習を行うことなどをクラス担任と相談して決めていきます。
Q.通学スタイルの場合に登校する曜日は決まっていますか?
A.「週5」は月曜日から金曜日、「週3」は月・水・金曜日、「週1」は火曜日もしくは木曜日※のいずれかとなります。
※通学するキャンパスにより異なります。
Q.学力や中学校の成績に不安がある場合でも、Be高等学院に入学ができますか?
A.できます。Be高等学院の入試では、面接や作文入試を通して入学後「何をしたいのか」を確認し総合的に判断をします。
学力や中学校の成績だけで合否の判断はしないのでご安心ください。
Be高等学院キャンパス一覧
通学スタイルを選ぶ際の目安になりますのでご確認ください。
首都圏エリア
大阪エリア
比較検討すべき他の教育施設
マナリンク高等学院(サポート校)
特進科コースがあり、大学進学を目指す生徒向けの特別なコースを設けています。特徴的なのは
「行きたい大学・学部が見つかる”学部・ゼミ制度”」
を導入している点です。
もちろんマナリンク高等学院は大学ではありません。
しかし、「本当に行きたい大学・学部」を見つけるために、在学中に「学部とゼミを体験できる」仕組みを導入しているのです。
トライ式高等学院(サポート校)
サポート校最大手といえるトライ式高等学院には長年の豊富な実績があります。
難関大学といわれる大学にも多数の合格者を出しています。
トライ式については中等部の解説をこのサイトでも「トライ式高等学院中等部の詳しい紹介と評判」として解説していますので御覧ください。
Gakken高等学院(サポート校)
学研が主催するサポート校で、2024年4月に兵庫県で2キャンパスを開校し、2025年4月には新たに7キャンパス(埼玉、神奈川、愛知、大阪)を開校予定です。
このサイトでもGakken高等学院の解説を行う予定です。
ID学園高等学校(通信制高校)
Be高等学院やマナリンク高等学院はサポート校として大学進学を目指しています。しかし近年その流れを受けて逆に
「一条校である通信制高校」自体が大学進学のためのシステムを設置するようになってきました。
そのひとつの例がID学園高等学校です。ID学園高等学校は2020年に学校法人郁文館夢学園が設置しました。サポート校ではなく、高校卒業資格が認定される全日制高校と同じいわゆる「一条校」です。
そのID学園高等学校が、難関大学への進学で圧倒的な合格実績を誇る大手予備校 河合塾グループの「株式会社河合塾マナビス(以下河合塾マナビス)」との提携をはじめたのです。
まとめ
- Be高等学院は進学ゼミやスタディサプリ等で中高生の進学指導を続けてきた「ベネッセコーポレーション」が母体のサポート校である。
- 特にオンライン教育が充実しており
- 進研ゼミ高校講座
- Udemy Business(世界最大の動画学習プラットフォーム)
- みらい発見プログラム
- √RouteBe、EVERESなどの学習サービス
など、豊富なカリキュラムが豊富に用意されている。
- クラス担任、赤ペンメンター、キャリアアドバイザーなど手厚いサポートを受けることができる。
- 2025年に新しく開校する予定で「実績」がない。しかも募集しているのは2024年現在の中学3年生のみで、実績が判明するのは3年後の2028年度以降となる。
- 高校卒業資格は「くまもと清陵高校」か「創志学園高等学校」で取得する。
- 基礎科、進学科の2つの学科があり、オンラインと通学の2つのスタイルがある。
- キャンパスは首都圏と大阪にある。地方の人はオンラインを選ぶことになる。
- 進学科では総合型選抜による大学進学をねらっている。
- 総合型選抜での合格は「みらい発見プログラム」と「小論文指導」で実現させる。
- 費用は35.4万円から設置されている。
参考
ベネッセ公式チャンネル
【Be高等学院】Be高等学院だからできる学びのポイントをご紹介!(3分程度)
ショート動画2本【Be高等学院】なるりQ&A